飼育ノウハウや技術提供をさせていただいている、業務提携先のPilz社(ピルツ・横手市)の記事が、日本経済新聞に大きく掲載されました。
ピルツでは、シイタケ栽培に必要な「菌床」を有効活用しカブトムシを育てています。
菌床にはシイタケ栽培のための栄養が多く含まれ、この栄養素がカブトムシの幼虫を大きく育てる餌となります。
ピルツで主に育てているヘラクレスオオカブトはカブトムシの王様といわれ、時には300万円以上の高額で取引されるものもあります。その価格に主に影響するカブトムシの大きさは、飼育する餌や環境によって左右されるため、廃菌床を活用したより栄養のある餌はブリーダーの中でも注目されています。
廃菌床を有効活用する取り組みは、生産者にとってコスト削減になるだけではなく、新たな収入源となります。SDGsを始めとした循環型の社会ではこうした取り組みが重要になります。
以下、日経電子版の記事になります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC18DK70Y1A610C2000000/